【設問A】
①朝,声をかけて子どもを起こす。
②子どもが忘れ物をしたら。学校まで届ける。
③子どもが友達とケンカをすると放っておけない。
④うちの子は悪くない,と思う事が多い。
⑤子どもが欲しいものは買い与える事が多い。
⑥子どもの考えている事は,だいたいわかる。
⑦「お小遣いが足りない」と言われると,ついあげてしまう。
⑧我が子は年齢のわりに幼いほうだと思っている。
⑨子どもが○○できない(へたな)のは,その子のせいではないと思っている。
⑩就職・結婚しても近くに住んで欲しいと思っている。
【設問B】
①新学期には新しい担任の先生の「当たり」・「はずれ」が気になる。
②子どもから「うるさいな」「放っておいて」と言われる事が多い。
③出がけには,「忘れ物は無いの?」と聞く事が多い。
④子どもが付き合う友達について意見を言う方だ。
⑤質問に子どもがなかなか答えないと,「A?それともB?]と先回りして聞く。
⑥「早くしなさい」が口癖である。
⑦試験前なのに勉強していないと,イライラする。
⑧彼氏(彼女)が出来たら.どんな人か相手の情報を集める。
⑨習い事や塾は主に親が決める。
⑩親が選んだ大学や就職先はまちがいないはずだから,そのとおりにさせたいと思う。
【設問C】
①子どもと仲の良い友人の名前を知らない。
②子どもの担任の先生の名前を知らない。
③食事は家族バラバラでとる事が多い。
④テストの結果を聞かない(子どもの成績に関心が無い)。
⑤子どもの様子がおかしい時は,基本的に放っておく。
⑥ここ一ヶ月,数えるほどしか子どもと話をしていない。
⑦何事も自分自身が恥をかいたり,痛い目にあわないとわからないものだと思う。
⑧仕事が忙しくて子どもと話をしない事が多い。
⑨子どもをしかるのは,面倒くさいと思う。
⑩何があっても,自己責任だと思う。
【設問D】
①テストがあると「他の子はどうだった?」と聞く。
②子どもがスポーツや成績で負けると,悔しくて仕方がない。
③成績が上がったときに「次はもっと頑張ろう!」と言う事が多い。
④「どうしてできないの?わからないの?」と言った事がある。
⑤「あなたはそんな子ではないでしょ?」と言った事がある。
⑥子どもが勉強している姿を見ると安心する。
⑦よその人から「子どもさん,すごいね」とほめられるのが嬉しい。
⑧最低でも,親と同程度の学歴が欲しい。
⑨自分(親)は学生時代。わりと優秀であった。
⑩子どもは将来大物になる素質があると思っている。
【設問E】
①大きな声でどなりつける事がよくある。
②ファミレスや電車の中で,子どもが走り回るのを見るとイライラする。
③最近の親は甘いと思う事が多い。
④子どもが「流行だから」と言って,だらしない服装をするのは許さない。
⑤養ってもらっている以上,親の言う事は聞くべきだ。
⑥「家から出て行け」と言った事がある。
⑦子どもが弱音を吐いた時は,「弱音を吐くな」と突き放す。
⑧「子どものくせに口を出すな」と言う事が多い。
⑨自分は親から厳格なしつけを受けてきた。
⑩10代はまだ子どもだから,ルールを作って守らせる必要があると思う。
◇◆◇タイプ別診断結果◇◆◇
Aが多かった→世話やきタイプ 行き過ぎは「過保護」
子どもがやる前にあれこれと世話をやいて,何でもやってあげてしまうタイプ。
子どもがまだ小さい頃と同じように接していないでしょうか?
子ともの依存心が強くならないように手出し・口出しはグッとガマン。
できるだけ子どもに考えさせたり,自分で出来る事はさせよう。
「手を出さないで見守る」親の子離れトレーニングが必要?
Bが多かった→知りたがリタイプ 行き過ぎは「過干渉」
子ともが何をしているか,何を考えているか,気になって仕方がないタイプ。
それはもしかしたら,親のあなた自身が,子どもの行動をコントロールしたいから?
「子どもはまだ危なっかしい」そんな気持ちをちょっと抑えて,多少の事は大目に見る。
親の意見を押しつけないようにしたい。
Cが多かった→おまかせタイプ 行き過ぎは「過放任」
子どもの行動に対して,あまりロを出さないタイプ。
10代の子どもを個人として尊重する事と放っておく事は似ているけれども,随分と違う。
「ものわかり良い親」は子どもにとっては自由にさせてくれて良い反面,無関心な態度は寂しいもの。
子どもは,親の心からの叱責と応援を欲しがっている。
Dが多かった→上昇志向タイプ 行き過ぎは「過期待」
我が子に大きな期待を寄せているタイプ。
子どもに期待するのは親として当然の事。ただし,余り要求するハードルが高すきると,
子ともは無理に「よい子」を演じたり,できないと自分に失望してしまいがち。
励ましている言葉が,プレッシャーになる事もある。
Eが多かった→しつけ重視タイプ 行き過ぎは「過厳格」
厳しくしつけるのは親の役目だから,親の言うとおりに行動させるという信念がある。
でも,余り厳しすぎると子どもは萎縮してしまうし,逆に親に見つからなければ良いとウソをつく事も…。
家庭の方針はそれぞれだけど,「親に従っていれば間違いない」と言うのではなく
子どもに,その理由を説明できるようにしたい。
出典:JAMネットワーク(NPO)高取しづか
子どもを共に育む「親支援」プログラムプロジェクト会議
京都市・教育委員会「ほっこり子育てひろば」資料より